2007年7月29日日曜日

7月16日、17日 - Bridge Programのスタート

7月16日、Bridge Programの初日がスタート。本プログラムはTuckがExecutive Educationの一環として主にUndergraduateの学生を対象に開催しているもので、今回自分は研修プログラムの一つとして特別に参加させてもらえることになった。二十歳そこそこから25歳くらいまでの若者に一人30歳が混じっているという状況が不安でもあり、楽しみでもある。

12時からのIntroductionの後、Accounting及びSpreadsheet Modelingの夫々第一回の講義を受ける。参加者が学生ということもあり、内容は基礎的なものから始まる。


AccountingではAssetの意味とB/Sへの記載方法、B/S, Income Statement + Statement of C/Fの関係等等。入社当時に取った簿記2級の内容を思い起こしながら授業を聞く。簿記も馬鹿に出来ないなぁ、と入社以来初めて思う。

Spreadsheet Modelingでは学生と2人で1つのPCを使用してWorkを行うが、Excelに慣れている学生とそうでない学生で大分苦労の度合いが違う模様。 これまた、エクセルと格闘してきた日々は無駄ではなかったなぁ・・・と思いつつ、一方で学生とのCommunicationに苦しみつつ、課題をこなしていく。

さらにTuckらしく、初日にStudy Groupがアサインされる。Study Groupのメンバーは皆真面目で多様なBackgroundを持つ学生が集まっており、企業派遣である自分に対しても特に区別無く接してくれ、非常にありがたい。

翌17日にはOrientationとして、Groupに別れてField workを行った。Team Buildingを行い、その後Field workに移る。詳細は省略するが、意思決定とContributionの重要性に就いて理解させることが狙いであり、夫々が役割を果たすことを大いに考えさせられる。

本Bridge Programは学生相手の商売ではあるのだが、TuckがGroup Studyに非常に重点を置いているということは大いに感じられている。General Managementで有名なTuckだが、単に机上の理論を教えることよりも実際のGroupに於ける取り組みを経験させることで、肌で組織に於けるLeadershipのとり方や貢献といった基本的要素を身につけさせようという雰囲気は十分感じ取れ、教授への質問も「先ずGroup内で疑問を明らかにしてから持ってきてください」という指示が出ており、学生同士の繋がりを深めること・お互いの能力やスキルをShareすることが自然と為されるようになっている。Tuckらしさ、とでも言おうか。

秋以降が楽しみである。

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