2007年8月31日金曜日

Orientation四日目

四日目が終了。明日はCareer Developmentに関するプレゼン(含むゲストスピーカーのスピーチ)があるのみで、ほぼこのOrientationも終わりと言って良い状況である。そのせいか、夜中の3時頃まで寮のホールから騒ぎ声が聞こえてくる。明日午前中の授業でうつらうつらしている学生が多そうだ。(かく言う自分も少々リスキーだが)

今日は予定通りEthicsの授業でプレゼンをし、午後はグループでResume Workshopを行う。自分もInternshipがある為真剣に意見して貰ったが、グループメンバーは皆建設的な意見をどんどん言ってくれ面白かった。2時間程度のWorkshopだったが、皆口を揃えて「It was very productive and exciting」と言っていたくらい、いいミーティングだったと思う。

一旦Breakして夜は再びグループで集まり、Group Norm設定を行った。各自のTuckに於ける目標、将来方向性、強み弱みを話し合った上で、グループとしての目標と守るべき約束を決める。これまた皆がProactiveに話し合うことが出来、なかなかいいグループに入れたのではないかと感じる。Tuck生共通かもしれないが、「いい奴」ばかりですごくうれしい。

折角なので、簡単にメンバーを紹介しておきます。

Joe:Harvard出身、前職は高校のAthletic Managerという異色の経歴。さまざまなスポーツの監督を務め、自身はボートで米国National Teamに入りWorld Cupで銀メダルを取ったこともあるツワモノ。冗談めかして「I love steering」と言っていたが、実際ミーティングの進行や発言のポイントを押さえることに非常に長けていて、こういう奴がいると非常に助かる。笑

Anja:ドイツ人、米国在期間が長く英語はNativeと変わらない。食品関係の会社でProduct Managementを長く務めていたそうで、非常に真面目なタイプ。グループの纏め役を積極的にかってくれ、これまた助かる。笑笑

Deni: アメリカ人、グループでは唯一海外経験なし。コンサル出身で、自他共に認める「Outspoken girl」。ズバズバ物を言うタイプだがユーモアもあり楽しい存在。もちろん発言の内容は的確で、Class participationの話になると「I will speak only when I think I can add value to the class」と言い切る。AGMではこういう奴が評価されるのかな。

Chirs: アメリカ人、某大手電機会社のFinancial畑出身。Financeは彼が担当者である。笑 落ち着きがあり、なんとなくグループのリーダー格という印象。質問の仕方が非常に上手で、「こういうことが言いたいの?」と聞き返す時のポイントの捉え方には感心するばかりである。

Vivek: インド人、某大手IT会社のConsulting部門出身。シンガポールが長く、職業柄アジアを中心に海外経験は最も豊富。転職歴はないものの、レジュメを見て皆驚嘆したくらい経歴は煌びやかで、社内で数々のAwardを取っていたらしい。Workshopでは「Vivekのは文句の付け所がないね」と皆頷いていた程だった。そんな彼もFiance系へのCareer changeを求めてTuckに来たとのことで、頭の良さは相当なものがありそうである。

授業ももちろんだが、クラスメートからは本当に刺激を受ける。社内とはまた違う環境で、精鋭に囲まれて勉強出来る環境をありがたく思うべきである。

夜は11時くらいに就眠したが、3時頃目が覚めてしまった為、AGM(Analysis for General Management)のCaseを1時間ほどかけて読む。Caseは新任のPresidentの立場に立って、何をすべきか考えなさい、という、超・Broadな課題である。その気になれば一日中考えてもいいくらいの題材で、2週間の授業とはいえこれが2日にいっぺんあると思うと少々気が重い。名物授業なのだが、一発目にこれをもってくる辺りが本当にTuckらしいと思う。

勢いでこの更新に40分も使ってしまった。またTime Managementがなってないと言われそうだが、今日は楽しかったので色々と書き留めたくなった次第である。来週以降はペースダウンすること間違いなしなので・・笑 それでは、おやすみなさい。zzz

2007年8月30日木曜日

Orientation三日目

今日も非常に面白い一日だった。色々書きたいことがあるが、Time ManagementがなってないとArgentiに怒られそうなので(笑)手短に。

午後にAllwin Initiativeという組織によるボランティア参加プログラムがあり、夜には同組織主催のディナーに参加した。その際T08生がスピーチを行った中で非常に印象深いコメントがあったので自分なりの要約で紹介する。


"Everybody here knows how to DO WELL. However, it is difficult to DO GOOD at the same time. We need to do both - not just to make money."


うーむ、確かに。社内用語で言えば「うまくやる」と「良い仕事」の両立ですな。耳がタコになるほど聞いてきた気がするが、改めて会社の抱えるジレンマと社会貢献に共通項が多いことを認識。良い仕事、を続けられる環境作りをしたいものである。


本日Course Paquetが配布され、分厚いコピーが手元に届く。前々から本棚がいるな、と思っていたが、Paquetを見てさっさと買わねば!と焦りStaplesで$79の本棚を購入。1時間かけて組み立て、機能別に本を並べてほっと一息つく。机の上から本がなくなっただけでも非常に心地よいものである。 明日はEthicsの授業で、Ethical dillemaに陥った例をプレゼンすることになった。少々Fictionにしたシナリオを作成し、就眠。

2007年8月29日水曜日

Orientation二日目

本日はGlobal Perspective、Ethicsの講義を受け、午後からは野外Orientaringに参加(内容はほぼBridgeのものと同じ)。まだ負荷も軽く、授業の内容もとっつきやすい気がする。Global Perspectiveの授業はChild Laborの問題をテーマに色々なInternational conflictを掘り下げていくスタイルで面白かった。教授によってカラーもスタイルも異なり楽しみである。明日は名物教授?のArgntiの授業がある。Cold callerとして恐れられているが、どう来るかなぁ。

ところで今は夜中の3時。Orientaringで疲れきって思わず9時に寝てしまい、12時からAssignmentをやり始めた為である。頭が働いたので実働時間はセーブできたと思うが、数十ページのReadingでどうやるか、今から考えどころだ。個人的にはガチガチ読んでいくよりも、うまくポイントを押さえることに集中して、授業で寝ちゃうようなことを避けるほうが賢明かな、と思う次第。(自分の性格は分かっているつもりです。笑)それではまた明日・・・

2007年8月27日月曜日

Orientation初日

いよいよ本番プログラムがスタート。今週はまだOrientationだが午前中はHonor CodeとLeadership、午後はStudy Groupのキックオフと、既に盛りだくさんである。さらに明日午前中の授業に向けてReadingを2つこなさねばならず、眠れぬ日々の始まりか・・・と戦々恐々。気負っても仕方ないので、とりあえず12時就眠を目標に片付けることとする。


Groupは米国人3人、インド人1人、ドイツ人1人に自分、と、結構Diversifyされたグループ構成になった。まだよく話を聞いていないものの、どうやら「俺Financeバリバリ」みたいなのはいない模様で、ある意味貢献ポイントを見つけやすいかもしれない。思い切って「投資案件をそれなりに手がけてきました」とか言っちゃおうかな。笑 今のところグループメンバーも感じよく、これからが楽しみである。


Orientationの中身だが、初日だからか、Tuckの教授陣もかなり気合が入っている印象を受けた。Honor CodeこそT08生主体のプレゼンだったが、LeadershipとStudy Groupの回では如何にTuckがManagement教育に力を入れているか、TeamworkとInitiative(という一言ではなかったが)が重要か・・・に就いて嫌というほど強調された。まったく飽きさせずに聞かせる教授の巧さもさることながら、Tuck魂ここにあり、という感を強く受けた初日であった。特にAssiciate DeanのPyke教授のプレゼンは絶品。昨日日本人同志の集まりでも話題になったが、どこかのDeanに引っ張られるそうで、彼の授業が余り受けられないのはかなり残念である。


授業終了後、天気がよかったのでTuck校舎の写真を撮影。「Welcome Class of 2009」の垂れ幕がかけられており、いつまでかけられるのか分からないが、しばらくはこの垂れ幕を横目に見ながら授業に向かう。授業でも何度となくWelcomeと言ってもらい、なんとなく気分が高揚している気がする。いつまで続くか分からないが、今は勢いで楽しんでみよう。笑


2007年8月26日日曜日

追伸 - Tribute to Outward Bound

ちょっと書き忘れていたが、Outward Boundに参加したクラスメート(ガーナ人)がTribute Poemを投稿してくれたので、本人の許可を得て紹介します。本当に多彩なメンバーがそろっていると実感しました。Thanks, Papa!

OUTWARD BOUND…

Outward Bound pleasure,
Outward Bound pain
Outward Bound camping
On the cost of Maine.

Outward bound pooping
Outward bound pee
Outward bound odors
Sun burn and fleas

Outward Bound sunsets
Outward Bound seals
Outward bound porpoises
Star fish and eels.

Outward bound spirit
Team work and candor
Outward bound friendships
Should last forever.


Papa

雑記


来週からのOfficial Orientationを前に、週末を楽しむ。幾つか出席を要されるプログラムがあったが、専らのんびりと週末を過ごした。日曜日は秋からLBSに交換留学されるT08のWさんを送別、したたかに飲む。(迷惑をかけた皆さん、ごめんなさい。)Wさん、目いっぱい楽しんできてください!

2007年8月25日土曜日

International Orientation(続)

1週間のInt'l Orientationが終わった。非常にリラックスしたスケジュールで、おそらくほとんどの学生が運転免許を取る必要があるので配慮されているのだろう。自分はSSN待ちで免許は取れなかったが、Internshipに関してのミーティング、レジュメ作成等にじっくりと時間をかけることができた。

Internについては複数の会社を渡り歩く形を目指すこととした。折角1年という期間が与えられているのだから、同じ会社でじっくりというよりも、ほかの学生には出来ないパターン(コンサルも投資銀行もやって、さらに事業会社も・・・って欲張りすぎか)を経験できれば相当有意義なものになると考えている。当然通常のIntern以上に大変なプロセスになるが、出来るだけのことをやってみたい。


木曜日はOutward Boundで一緒だったKateの誕生日パーティに参加。その後はブキャナン寮で盛大なパーティが行われたので、初参戦。音楽を大音量で流して、ゲームをやりながらビールを飲むだけとシンプルな内容なるも皆盛り上がりまくりで、学生によっては引き気味の人もいたくらい。なお、ゲームは「Flip Cup」といい、テーブルの両側に同じ人数で並び、ちょっとだけビールの入ったカップを一気してカップを指一本でひっくり返し、成功したら隣の人が飲み、早く全員カップをひっくり返したチームが勝ち・・・というもの。単純だが、競り合った時は結構プレッシャーもかかりけっこう面白い。(実際、勝つと写真のように大盛り上がりしていた)

金曜日は2年生の家(5人でシェアしている豪邸)で、Pre-Termプログラムに参加している学生を皆集めて打ち上げが行われた。Bridgeでもそうだったが、やっぱりこういうパーティに参加するのが一番手っ取り早く仲良くなれる。万国共通だ。

2007年8月22日水曜日

International Orientation(3日目)

Int'l Orientation3日目が終了。今日はなかなか中身濃く充実した内容だったと思う。プログラムは以下の通り。

8:00-10:00 
プレゼン演習。お題は「What was your 1st job & what you did you learn?」で、自分は塾講師のアルバイトを通じて如何に学ぶということが人によって異なるか、Good learner且つGood teacherであることが大事か、を学んだ、とプレゼンした。教師からの評価は「もっとThemeにFocusしてしゃべること」「繰り返しを避けること」・・確かに。次回気をつけます。笑

10:00-11:00 
グループワーク。お題は「会社を一つ作り、名前・ロゴ・スローガンを設定、それをプレゼンする」というもの。どのグループも30分程度の打ち合わせでしっかりした設定を作り上げ、面白く聞くことができた。参考までに当チームの内容を紹介する。

会社名 :Cultural Essentials *弊案採用されました(^^)v
業態  :Top Executive向けに、海外でのManagementを行う上で必要な
     文化・言語・慣習に関する集中プログラムを提供する。

ロゴ  :省略
Slogan:"Different Cultures, One World."


13:30-16:00
Case Studyを通じて、実際の授業に於ける注意点を教える講義。具体的にClass participationのポイント、Cold Callとは何か、そもそもどのように取り組むべきか、等さまざまなアドバイスがもらえた。面白かったのは発言に関して、教授から「君たちはまったく問題ないと思うが、米国の学生はしゃべりすぎでクラスに迷惑をかける奴が大体1人か2人いる。グループでそういう奴がいて改善しなかったら、報告してほしい」とアドバイスがあったことである。確かに議論好きは多そうだしな・・。

そろそろ4日目の授業に行く時間だ。今日のプレゼンは「What is the most exciting or Challenging aspect in your country right now?」がお題。自分は教育をテーマにプレゼンする予定である。

2007年8月21日火曜日

International Orientation & SSN申請

8月20日から1週間のInternational Orientationが始まっている。名前の通りInternationalの学生のみを対象にしたもので、参加者は25名程度。内容は主にCultural Differenceに就いての講義、効果的なプレゼンテーションの方法論と実践、少々のケーススタディといったもの。皆英語がNativeでないためBridgeでの議論に比べれば遥かについていきやすく、時間的にもリラックスした内容で、これが最後ののんびりタイムというところである。今のうちに買出しや手続きを済ませ、秋に備えたい。炊飯器を買うかどうかが目下の検討課題である。

昨20日にSSNを取得するため、ConcordのSocial Security Officeに出向く。なかなか場所が分かりづらく、DMVにいったん立ち寄ってOfficeの場所を書いた紙を貰い、それでも迷いながらなんとか到着した。手続きそのものはスムーズにいったが、審査やなんだかんだで2週間はかかると言われ、その間自動車免許取得も携帯電話購入もストップしてしまうことをこの時期になってから認識。うーむ、せめてSSN取得だけでも無理やりBridgeの期間に行っておくべきだったか・・・。今となってはどうしようもないが、9月に一日午後をつぶして免許取得することがほぼ確定。一発合格するぞ!

夜は予定通り、Vacationでボストンに来ていた同期と食事。Lobsterに舌鼓を打つ。またBostonに来ることがあればSeafoodを堪能したい。

2007年8月19日日曜日

PC入手、他

8月19日日曜日。いよいよ少なくなってきた貴重な週末・・・のはずなのだが、Outward Boundの疲れもあり、10時頃まで寝てしまった。まぁ、昨夜統計学の本を少々読んだからよしとしよう。笑

起きてからはメールをチェックし、その後買い物へ。Staplesという大型文房具屋に行き、PCアクセサリやカレンダー(年間スケジュールが一覧できるタイプ)、関数電卓等を買い込む。その後Walmartにハシゴして寝具を物色するが、いかんせんシングルベッド対応の寝具が殆ど売っていない。(涙)仕方なく、Twinの肌掛けだけ買って帰った。

昼食は韓国人経営のYAMA(韓国料理・日本料理)でとる。先日プルゴギが大変美味しかったので、よし、日本食も試してみよう!と勇んで親子丼を注文。結果は・・・・見事に玉砕です。写真を撮れなかったのが残念だが、突っ込みどころ満載です。先ず丼と言いつつフツーの皿に盛られて出てきて、ライスにチキンが更に山盛りになった状態。更にブロッコリーと人参の角切りが散りばめられ、中華丼と言われればなるほど!と思うような見た目。味は甘ったるい。食べながら、どうしてこんなに親子丼らしくないのか・・・と考えていたら分かった。親子になってないのだ。厳密に言うと、親が9割5分、子(卵)が5分くらいの割合になっており、あのとろっとした親子丼の具からは程遠い。親子丼のほかにもカツ丼やうどんがメニューにあるが、ちょっと挑戦する気がなくなった。矢張りこの店では正統派の韓国料理を楽しむべきであろう。

午後はPCのオリエンテーションに参加し、PCを受け取る。IBMのThink Padだが、予想以上にデカく重い。相当エクセルやPPTの作業をするので止むを得ないが、東京で小型PCに慣れきっていた為びっくりしてしまった。メールの設定や日本語入力のセットアップを完了させて今日は終了とする。

夜はBuchanan仲間と4人で(イタリア人♂、中米系アメリカ人♀、ガーナ人♂+自分)メキシコ料理屋へ。色々話をしたが面白かったのは動物占いの話。イタリアでは動物占いを日本同様に誕生日ベースでするらしく、日本で言えば血液型くらい意味があるらしい。一方で血液型の話を「日本ではボーイフレンドを選ぶ時の材料になるくらいPopularだよ」と話したところ、皆びっくり、しかも2人は自分の血液型すら知らない、という衝撃の答えが返ってきた。それは別の意味でやばいだろ。。
一方で真面目な話題にもなり、今度の大統領選挙で民主党はどうか?という話で盛り上がる。自分は「ごめん、余り見てない」と恥ずかしいコメントになってしまった。せめてインターネットをチェックすることにしよう。
メキシコ料理は日本で食べるのと変わらず美味しかった。ボリュームがすさまじく、半分くらいをテイクアウトにして持ち帰る。(こちらでは残す時に箱を頼んで持って帰るのが極めて普通です。)

徒然と一日を綴ってみるのもたまにはいいかな、と思い、しょうもないことまで書いてみた。明日はInternational Orientation、その後SSN・運転免許取得、更に夜はボストンに出向いて会社の同期と食事、と忙しい。新品の肌掛けで熟睡できることを願う。

無事帰還


Outward Boundが終わった。この経験を言葉にするのは非常に難しいが、一言で言えば「良くも悪くも、何物にも代えがたい」経験、かと。10人単位でのSea Kayakingとアウトドア生活を5日間行った(+帰宅に1日)のだが、大きな自然を相手に何とか状況を打破し「生き抜く」ことそのものがこのプログラムの目標であり、そのこと自体に意義がある。そこから何を得るかは個人個人で異なるのだと思うし、内容や環境によっても全く違ってくるだろう。

では自分自身はどうだったか?と振り返ると、そうだなぁ・・・やっぱり行ってよかった、と、月並みながら思う。この5日間は1ヶ月にも感じられるくらい様々な経験が出来たし、リーダーシップ・貢献すること・コミュニケーションの大事さ・家族の存在等等、色々なことを感じられた。後は満天の星空、雨の中で食べたクスクスの味、最後のカヤック漕ぎでのえもいわれぬ達成感、仲間との絆が思い出だ。相当ハードなプログラムであり誰にとっても辛いことは事実だが、このような思いをすることはTuckの授業でもないだろうし、人生でこれ程厳しい生活環境に置かれることは二度とないと思うと、自分を一回り大きくするにはもってこいのプログラムと言えよう。気合を入れて参加されることをお勧めしたい。(逆に言えば、もっとドライにビジネススクールを捉えている方には特段お勧めしない、ということでもあります。)

帰って久々にパソコンを開くと、結構メールが入っていた。と言っても40件程度で、東京にいた時は1週間で千件くらいメールが溜っていたことに比べれば何でもないのだが(笑)その中で、嫁さんから、子供が大分歩けるようになってきたこと、ソファに自分で上がって座れるようになったこと、マグを自分で持ってジュースを飲めるようになったこと・・・などの連絡が来ている。1週間、自分もきつい思いをしたけど、毎日子育てに追われる嫁さんも一生懸命毎日成長している息子も同じかもっと大変な思いをしているんだった、としばし自省。

あと1ヶ月で息子も1歳になる。誕生日を一緒に過ごせない分、がんばらねば!

追伸:Outward Boundの持ち物に就いて。Sea Kayakingが初めてだったこともあり、Tuckから指示されていた物全てが必要という訳ではありませんでした。来年は改善されると思いますが、自分の場合は以下のものが不要でした。備忘録として記載しておきます。

Jacket       現地で「いらない」と言われ置いていきました。
Liner socks    ウールソックスで十分でした。
Sun hat      個人的にはなくても平気でした。
Bandanas      髪の長い人は必要かと思います。
Bowl        グループで用意されていました。
Mug         同上
Spoon        同上
Knife        グループで用意されており、結局使用せず。
Foot Powder    買いませんでした。
Dishwash glove  わざわざ太字で「Strongly Recommended」でしたが不使用。
          手が荒れやすい方は必要かな、と思いました。

2007年8月12日日曜日

Outward Boundを前に

明日月曜日からのOutward Boundを控え、今週末は買出しに精を出した。Outdoor経験のない自分は律儀に持ち物リストにあるものを買い揃えたが、結構値が張った。恐らく$650くらいは行っており、ちょっと買いすぎたかもしれない。まぁ、現地で寒くて風邪を引くことを考えれば安いものであるが。尚、買出しは主にL.L. Beanで済ませ、足りないものを隣のEMSや薬局でカバーした。帰ってパッキングをしたら、バスケット用のバカでかいバッグが一杯になり、やっぱり買いすぎたかな・・・・・と再び思う。

日曜日はセイチャムに足を運び、T09日本人4名(+パートナー家族)にて再会を祝う。セイチャムのコミュニティセンターは非常に綺麗で、スタディルームまで備え付けられている。(添付はセイチャムの公園、木の陰にある建物の左奥がコミュニティセンター。もう一枚はホール部分で大きなテレビが備え付けられている)その裏にはバスケットコートもあり、30分ほどシューティングに汗を流した。コートもピカピカでセイチャムの新築に併せ設置されたと見られる。新築棟は部屋も素晴らしく、今後セイチャムへの入居は益々人気が高まりそうである。

Buchananに帰ってくると、Outward Boundに参加するT09生が続々とCheck inしてくる。何人かと立ち話をすることが出来たが、皆これからのMBA生活に向け、本当に目を輝かせている。Bridgeが終わってなんだかひっそりとしていたTuck Hallだが、それもつかの間で、来週にはInternational Orientationの学生も集まって再び活気を取り戻すだろう。これからが本番。大いに学び、飲み、語り合いたいものである。

2007年8月10日金曜日

Bridge終了

本日(8月10日)、めでたくBridge Programの全行程が終了した。非常に嬉しいことに、当チームのプレゼンは同じ教室で行われた6チームの中でBest Presentationの称号を勝ち取ることができた。自分は少々しどろもどろになってしまったもののそれなりに言いたいことが言え、他のメンバーは皆しっかりとプレゼンし全体として「企業評価」をしっかり行ったとの評価が得られたのだと思う。この結果にもよって、心から、1ヶ月のプログラムを終えたことへの充足感に満ちている。

Bridge Programは様々な面ですばらしい機会を与えてくれたと思う。第一に、アングラの学生に交じって1ヶ月を過ごすことで完全に生の英語に触れ続けられ、更にはアメリカ大学生のCultureを存分に体感できた。学生同志の会話はとにかく聞くだけで大変だったが、少しずつ話に入っていけるようになったことは収穫だった。又、何度か夜飲みに行ったが、大概9時か10時くらいから飲み始め、つまみなしにひたすら飲んでほろ酔いになったところでParty(夏休みなので構内のあちこちでSophomore主催のPartyが行われている)になだれ込んで騒ぐ・・・という何とも学生らしいパターンに驚き、新鮮な思いをした。斯様な経験は今後一生二度と出来ないだろう。

第二に、グループでの学習・Projectを行うことによって、チームで物事を作り上げていく大切さを学ぶことができた。言葉にし難いが、チームとして動く・チームとして意思決定をする・相互に教えあうといったことの難しさ、それが機能した時の強さを肌で感じることが出来た。これは会社で所謂Hierarchyのある組織で仕事をするのとは全く異なり、ある意味しがらみのないグループに於いてお互いが貢献する意識や担当範囲に責任を持って臨むことの重要性を感じる良い機会となった。特にProjectの中で、始めは皆のんびりとしていたのが、議論が進むに連れてお互いの役割が段々とはっきりし、「じゃぁ俺はここを調べる」「自分はDCF分析を突っ込んでやる」等等、タスクが分かれてきた頃からチームが機能し始め、最後にプレゼン資料を纏める段階では女性二人組が非常に体系だったドラフトを作ってくれ、大幅な軌道修正を要することなくプレゼンの中身を詰めることができた。自分は各人がプレゼンのページを1-2枚作って持ち寄り、それを並べていく方法を考えていたのだが、結果としては全体像を誰かが作って細かく修正を入れていくほうがスムーズであった。最後の2日間はお互いの発表に対して何度もリハーサルを行い、プレゼン時の姿勢やアイコンタクト、話し方に就いての指摘をして精度を高めていった。自分は初めにリハーサルをした際に「もっとEnergeticに」「Enunciation(発声)をもっとImproveすべき」という指摘を受け、前日深夜まで何度も原稿を片手に練習を繰り返した。斯様にお互いが自分の強みを発揮できたこと、率直にお互いの直すべきところを指摘して各人が取り組んだことが良い結果を生んだのだと思う。

最後に、このプログラムが1ヶ月と言う期間でビジネスの基本分野を網羅してくれたこと。Accountingこそ簿記の知識があった為「復習」という感覚だったが、Strategy/Marketing/Corporate Financeといった必須科目に加え、Managerial Communication(プレゼンテーション技術や会話のコツ)、Organizational Behavior(チームで行動することや集団心理等)といった普段なかなか学ぶことの出来ない分野にもTouch出来、大いに有意義であった。Project終了後Tuck OfficeのSallyと話した際、「このプログラムをUndergraduateに限定しているのは勿体無い。もっとMBA生のサマープログラムとしても門戸を開いてはどうか?」と話したところ「実際に検討したいと思っている」とのことだった。Tuckに来るMBA生にとっては、Tuckの雰囲気を最初から感じつつ初歩を学べるBridge Programは最適ではないかと思う。

尚、本日はT09同級生のMさん宅でご両親と共に日本食をご馳走になった。久しぶりの和食の味に舌鼓を打ち、ワインに酔いながら楽しい時を過ごすことができた。(Mさん有難う御座います!)

来週はOutward Boundである。聞かされているのは唯一「カヤックをやる」ということだけで、後はお楽しみに・・・とのこと。Toughな1週間になると思われるが、精一杯楽しみたい。

2007年8月9日木曜日

Project work(続2)

いよいよプレゼンが明日に迫り、ひたすら原稿を頭に入れる作業を行っている。ある意味いい機会になったな、と思えるのが、如何に自分の英語が(悪い意味で)感覚的であるか、何回かリハーサルをやって痛感できたこと。要は適切な動詞を選んだり、単数複数を間違えないといった超・基礎的な部分が、プレゼンになると崩れ去ってしまうのである。悲しいものである。

これからの2年間、やはり英語を「本物」にすることが大きな課題だと再確認。

2007年8月8日水曜日

Project Work(続)

本日はPPT資料をほぼ完成させ、グループ内でプレゼンのリハーサルを行った。実際にホールでスライドショーを動かし、各担当が夫々2-3分のプレゼンをするだけなのだが、思いのほか難しい。実際、ビデオを撮影して皆でチェックをした際、自分のプレゼンを見てかなり愕然とした。まだ言うべきことが頭に入っていない為カンペを持ってしゃべるだけなのに、澱みなく読むことすら出来ていない。日本語ならそれなりに出来ていたつもりだったが、もしかしたら相当へたくそだったのかも・・・と思わせられた。明日は教授を前にOfficial Rehersalが予定されているので、それまでに何とかポイントを頭に入れて臨もうと思う。

2007年8月6日月曜日

Project work

引き続き金曜日のプレゼンに向け、Crocsの企業評価を進めている。今日の目標であったDCF分析は何とか完了し、TA(Teaching Assistant:Tuck08の学生が本プログラムの為に指導員として出てきてくれている)にメールを送り、本日は終了。グループの皆が役割分担を持ってプレゼン作りに頑張っており、やっぱり一体感を持って物事をするのが一番気持ちがいいなぁ、と感じる。

明日にはPPTの資料を仕上げ、細かいLogicの詰め、各要素(5Force分析・Sensitivity Analysis等等)を進めていく。折角なのでばしっとしたプレゼンにしたいものである。加えて、明日の午前中にCorpFiのExamがあり、これでProject関係以外の授業は全て終了する。本当に1ヶ月は長いようで短い。

ところで、Crocsに就いて更に色々調べていたが、日本では(先日も触れましたが)人気爆発状態で、相当品薄になっているようだ。同社は中国でも生産拠点を作ったばかりだが、日本向け供給はまだ追いついていないのだろうか。僕らの分析では生産量をBottleneckとはしておらず、当面Salesは右肩上がり、2010年くらいまでは海外マーケットで成長し続けるというシナリオを書いているが、このようなミクロな情報を得てしまうと少々不安になる。Crocs自身所謂成長株であり、どこかで一服することは疑いないのだが、、、ううむ。株すらやったことのない自分には難しい。なんとか頭を捻って考えます。

2007年8月5日日曜日

Corporate Finance(続)

1週間の授業が終了。流石に駆け足の授業で、後半のポートフォリオ分析やCAPMの説明はやや表面的なものとなり、教授が「Any question?」と都度聞いても、学生側から反応無し、、というクラスが大半だった。教授のウデもあるかもしれないが、やはり詰め込み感は否めない。(かく言う自分もよく分かっておらず、危険な状態です。。)

どうもすっきりしないので、何が分かってないんだろう?と自問自答しながらテキストを読み返していたら、「そうか、統計が分かってないな」ということが分かり(笑)この時間(3:00am)までひたすら統計関連のサイトを見漁ってみた。結果、何とか自分の中での理解構築が完了。特に分かっていなかった「共分散」「母集団と標本の違い」「自由度」に関して何とかイメージを作ることが出来た。要した時間は約4時間とそれなりにかかったが、仕事を離れて思う存分物事の理解に時間を使えることの有難味をひしひしと感じる。

明日は頑張ってDCF計算を進めよう。ただ、月曜日には定量分析が終わっていないといけないのに、チーム内での議論が殆ど進んでいない。先行き不安を払拭すべく、がんばります。

P.S.
参考になったサイトはたくさんありますが、殆どがGoogleにキーワードを入れただけで出てくるものばかりです。中でも「タコでもわかる主成分分析」は分かりやすかった(何故?の部分をかなり書いてくれている点で)ので、以下にリンクをご紹介します。


http://home.a02.itscom.net/coffee/takoindex.html

2007年8月2日木曜日

快適生活復帰!

カビの大掃除をしてもらった結果、かなり状況は改善しました。おかげで昨日・今日と快適に眠ることができています。(今日はやることを思い出して小一時間起きてしまってますが)

親切なことに巨大な除湿機も置いてくれました。ブキャナン寮の地下で稼動しているものと同じで、いかにもアメリカらしく「俺は働いてるぞ!」とばかりにゴーゴー音を立てて除湿してくれます。加湿器がうるさいなぁと思っていましたが、全く勝てません。(しばらく加湿器は出番がなさそうですし。)

日本では当たり前に布団を干してもらっていましたが、物理的に出来ない現状にまた一つ環境の違いを感じます。肌の弱い人が少ないのかなぁ。