2007年10月31日水曜日

小さな幸せ

今日、ホッケーで初めてシュートが打てた。リバウンドでゴールは目の前だったので弾き返しただけだけど、記念すべき一発。勿論ゴーリーに止められてしまったが、とにかくゴール前に絡めばまぐれもあるかもしれない。目指せ初ゴール!

ちなみに試合は23:30開始、01:00終了と一番遅い時間帯だった。この時間だと軽く一眠りしてから行って、一汗かいてから勉強するほうが効率がいい。実際、ホッケーに行った後は非常にいい汗をかけてリフレッシュ出来るので結構勉強がはかどったりする。もしかしてこれはTuckの策略か?長い伝統のあるホッケーだしTuck側もその効果に期待しているのかも。笑

それではおやすみなさい~

2007年10月30日火曜日

Fall B初日

Fall Bが始まった。早速長い一日となったが、長いついでに今日一日の徒然を長々と書かせていただきます。

午前:
統計学とCapital Marketの授業。いずれもイントロで内容は簡単だったが、とにかく宿題の量が多い。教科書も厚くおまけのReadingも多く、Assingmentもたっぷり。Optionalの宿題なぞ解いていられるか、という感じだ。

グループのみんなも危機感があり、「今期はRegularに集まろう」という意見で一致。近々グループスタディのNorm(全員が守るルール)見直しを行うことになった。皆余り自分のスケジュールを犠牲?にしないので、上手くミーティングスケジュールが組めるかがポイントである。早速、目標の一つの出番だ。正直、若干協調性に欠けるメンバーもいてイライラすることもあるのだが、ここは大人の対応を見せるべし。

Lunch:
Wheeling Pitsburgh Steelを買収した会社(Esmark)のCEOとのランチに出席。曲がりなりにも鉄鋼業界に身を置いていた自分としては見逃せず速攻で申し込んだところ、席が余るくらいの状態でちょっと拍子抜け。矢張りMBAの学生にとって製造業(ましてやTraditionalな鉄鋼業)は余り人気がないのだろうか。

気合入れて聞いた割には今ひとつ聞き取れない部分もあったが、全体として非常に地に足のついた経営をしているんだな、という印象を持った。WPSの買収、更に最近ではMittal ArcelorからSparrow Point工場を丸ごと買収する等、所謂資本に物を言わせた拡大戦略をとっているのかと初めは思っていたのだが、話の中心は如何に在庫をManagementするか(特に米国に於けるSteel Service Centerのネットワークは強い為)、労働者との関係、更には原料購買・売り先(特にGM/Fordら自動車メーカー)とのBargaining Powerに至るまで、米国に於いて製鉄業が競争力を持ち得る理由をしっかりと語ってくれた。自分は中国脅威論(特に2008年以降の輸出急増の影響)への考えを聞いてみたが、これにもストレートに回答してくれ、日本に比べ米国は守られた市場ではない、ある程度SSC在庫がBufferとして働くものの、長期的な影響は避けられず設備廃棄に繋がる可能性も否定出来ない、、と、極めて客観的な見方。USSで30代の若さでVPを務め、今の会社を設立して3年で高炉業まで参入してきたという経歴だけあって、その言葉には芯の強さを感じるものがあった。尚、自分が石炭業界で日本製鉄会社を相手にしてきたと言うと、来週日新製鋼の会長にSan Franciscoで会うよ、と話してくれた。(日新製鋼はWPSとJ/Vを組むパートナー)なんだか不思議な感覚に包まれたランチであった。

午後:
ランチ終了後、図書館にこもって勉強、並びに日本人Ambassador活動の引継ぎメールをやり取りする。Tuckの日本に於ける知名度はまだまだ低く、それを高める為の活動を日本人学生で色々と企画しているのだ。自分はHome Pageのアップデート、及び入学を決定した学生に配布されるガイドブックの更新を務めることになった。内容の充実もさることながら、更新頻度を上げて新鮮度を高めることに先ずは注力してみたい。

その後、16:00からCDOとのミーティング。先週のTrekを踏まえ、候補企業にどうアプローチしていくかを詰める。一番の候補はコンサル会社のParthenonなのだが、具体的なコンタクトはTuck重鎮?であるPenny Paquette女史(T'76、つまり自分が生まれる前にTuck卒業されてる方)からして貰えるとのことで、明日改めて目線合わせをすることになった。これがうまくいくことを切に願う。

夕方~夜:
夕食はサラダのみ(最近たるんできたお腹を気にしたチョイス)。ちょっと大盛りにしたら値段が本日のステーキ(Shnaghai Steakとかいうアジアンテイストのやつ)と変わらなくなってしまった。サラダは重量ベースで値段が決まるのだが、普通の皿に盛り付けるとすぐ7~8$いってしまう。8$と言えば為替によっちゃ千円だ。この独占価格だけはどうにかならないものか?

その後は眠気と戦いつつReadingや宿題をこなす。Capital Marketの宿題でBondの価格が出てきて、いきなり97:03という価格表示に??となってしまい、Readingに戻ったりインターネットを見たりして時間が過ぎてしまった。結論としてはコロンの右側は1/32を意味していて、この場合$97.09375になるのだそうで・・・誰か、何故1/32を使うことになったのか、何故ふつーに1/100とかじゃないのか、説明してもらえないでしょうか。(ちなみに教科書には書いてない・・か、見逃してるのか・・・涙)

少々疲れもあり愚痴っぽくなってしまいました。。また明日!

2007年10月29日月曜日

Little by little

Fall B直前の日曜日、久々のホッケーに参加した。人数が少なかったこともあり結構長い時間プレーすることができ、心地よい疲れに満足。一方で試合は終盤に肩を脱臼する学生が出てしまい、少々心配な形で終了となった。大丈夫だろうか。

今日で4回目のホッケー。少しずつ滑れるようになっている気がする。出来ないことが出来るようになるのは不思議でもあるし、楽しいことこの上ない。1回しかないTuckの冬、目指すは1ゴール!バスケットを始めた小学校の頃に戻った気持ちで頑張ってみます。

2007年10月27日土曜日

Fall Break: Consulting Trek to Boston etc.

Fall Breakも残すところ1日。つかの間の休日の様子を簡単に報告します。

1) Consulting Trek
Fall A修了の翌日から、Consulting Club主催のTrekに参加してきた。3日間かけてBoston→New Yorkと移動し、Consulting会社を合計10社回るという結構Toughな内容である。自分はFall Bの準備との兼ね合いも考え、Bostonのみ参加。(それでも7社回れた)Company Briefingとは違い、会社毎に用意しているメニューも違い面白い。規模・Scopeだけを見ても、例えば戦略立案レベルのアドバイスに特化していたり、McKinseyのようにStrategy Implementationのレベルまでフォローするスタイルであったり、Private equityに特化してValuationを中心にサポートする会社があったりと実に様々。勿論その前にCultureの違いもあるわけで、本当にFitする企業を探すというのは大変な話である。(某社が差別化を図るためか、寿司職人を呼んで寿司を振舞ってくれた。美味でした。)
今回のTrekの印象も踏まえ、Intern探しを加速させる予定。

2) 日本人飲み
二年生の方のお誘いで、Trek終了後そのままご自宅にお邪魔し飲む。二年生の方5人(含むシンガポール人1人)、一年生2人という陣容で夜中の3時まで飲み続けた。途中からワインの飲ませ合いになり、結構飲んだと思われるが記憶が今ひとつ・・・でも本当に楽しかったです。
当然のように帰宅できず、二年生の方に寝袋を駆り、同級生宅に泊めてもらう。ホント、有難う御座います。。m(__)m

3) 教科書購入
寮に帰る途中でFall Bの教科書を買う。3冊で$300超という価格もなかなかのものだが、厚さも半端でない。今学期はMan-comというコミュニケーションスキルに関する授業を除き、ミクロ経済・コーポレートファイナンス・統計学と数字系の科目が並び概念の理解が何よりも重要と思われる中、この厚みは少々びびるものがある。ま、図が多かったりもするので、とりあえず斜め読みしてしまうべし。

4) 今学期の「やりたいこと」
今日は完全休養日にして、のんびりと予習をしつつ、今学期(今年中)にやりたいことを整理。ブログに書かなくてもいいんだが、何となく書くとコミットした気がするので:

① 各科目のしっかりとした理解(成績ではなく)
② インターンシップ候補企業との面接等具体的進捗(当然決まればベスト)
③ ホッケー、というかスケートが滑れるようになること
④ グループ運営でリーダーシップを取ること
⑤ Ambassador活動(HP更新、Trek計画)
⑥ Outward Bound Reunion(これは自分がやらなくても誰かやるだろうけど)

こうやって書き出してみると結構色々ある。忙しいのはいいことだが、体調だけは気をつけねば。

2007年10月23日火曜日

It's (f)all over

本日DECSIの試験が終わり、Fall Aのカリキュラムが全て終った。疲れもあるし心残りもあるが、とにかくTuckで最もきついと言われるFall Aを乗り切れたことを素直に喜ぼう。


試験が終ると、テスト用紙をすぐ回収され、Stell Hallに行くように言われる。初めはなんだっけ?と思っていたが、そうです、Tuck恒例の「Fall A終了おめでとうパチパチ」があるんです!これは二年生が全員正装して、Fall Aを乗り切った一年生にシャンパンを渡して祝うという何とも暖かいイベント。Stell Hallの入り口が閉められていることは普段ないが、おもむろにドアを開けるとスーツ姿の二年生がずらり。歓声と共にシャンパンを手渡され、「Congrats!」「Well done!」と皆が声をかけてくれる。感激ものである。











これからもがんばります!

2007年10月22日月曜日

親バカですが②

久しぶりにSkypeで子供の顔を見る。自分が2ヶ月四苦八苦している間に、また色々できることが増えたらしく、電話越しとはいえ正直驚いた。

以下、写真。(完全親バカです。スイマセン)


テレビに夢中。











マラカスを振って楽しそう。











自分の写真を指差す。(一枚お気に入りがあるらしい)










明日はいよいよ最後の試験。パパも負けずに頑張ります!

あと1日!

本日AccountingのFinal Examが終わり、Finalも明日のDECSIを残すのみとなった。Accoutningは初めのんびり解きすぎて時間が足らず、最後の1問丸々財務諸表の年を間違えたりして(涙)少々心残りがあるが、まぁそれも仕方なし。後は天に祈るのみである。

明日の試験が終わると5日間のShort-breakになる。といっても1年生の大半は就職活動絡みのTrekに参加する為、それ程ヒマではない。TrekとはBostonやNew Yorkに行って企業訪問をするもので、Wall Street Trek(投資銀行系)、Consulting Trek(コンサル)、Marketing Trek(事業会社のマーケ部門)等が各クラブ主体で企画される。自分もConsluting TrekのBostonパートだけ参加し、8社程度回って雰囲気を掴んでこようと考えている。Fall Bが始まればまた忙しくなるが、Intern探しも本腰を入れねばならず、これまで以上にハードな日々となりそうだ。

DECSIの試験勉強をしなくてはならないのだが、Accoutingの試験でふやけた脳を休ませる為、少々昼寝させていただきます。

2007年10月20日土曜日

Fall A is over!!

Tuck最初の学期であるFall Aが今週で終わった。今週末から来週にかけて試験があるが、まぁ試験は仕上げに過ぎないので「修了」と言ってもOKでしょう。


たった1ヶ月半だったが、これほど学び経験したことは記憶にない。単に時間を費やしただけでなく、考えさせられ、チームで切磋琢磨し、教授にChallengeする中でこれだけLearning Curveを高められるということがとても印象的だった。それを達成させているのは教授のQualityと熱意、それに応える学生達。最終日、DECSIとAccountingの授業を受けていて(いずれも非常に素晴らしい教授)、二人とも「このクラスが終わってしまうのが残念だ」とコメントし、学生からも「Oh..」と反応が返ってくる。最後に教授が挨拶するとクラス中から拍手と歓声が沸き起こり、教授も軽く手を挙げて応えながら教室を出て行く。なんだか感動してしまった。感動出来る授業って生涯で何回受けただろう。教えるということ、学ぶということの奥深さを改めて感じ、すぐ始まるFall Bにも期待が膨らむ。


* 一つ付け加えておくと、全ての授業が素晴らしかったとは言えない。教授に拠るところが本当に大きく、例えばAccuntingは2人の教授が別のSectionを受け持っていて、ウチのSectionの教授は絶賛されている一方、もう一方のSectionの教授は相当学生の評価が低い。僕らはOBの後半の教授が酷く(前回も書いたな・・)、リーディングと授業で話していることが関係ない、宿題になってたCaseは殆ど扱わない、話していることは分単位で代わってて英語の辛い僕らには地獄・・・と、泣きそうな授業だった。グループでも一度、宿題そっちのけで文句大会になったりした。一人は相当憤ってて、「No tie anywyere. No tie between the reading and class, no tie between the class and presentation slide, his examples has no tie with the principle」と全否定する始末。因みに彼は1時間以上かけてClass evaluationを書き、如何に彼の授業が酷かったかを克明に書き並べたらしい。高い授業料を払って時間を使ってる訳なので無理もないし、優秀な教授が多い中で平均以下の教授には学生も容赦ない評価をして当然だろう。


Tuck側も1年生がFall Aを乗り切ったことを色々な形で祝ってくれる。今日は食堂でイタリアンがServeされ、更にこの土日は試験勉強する学生のためにコーヒーとお菓子を24時間体制で用意してくれるらしい。こういう温かみはTuckの素晴らしいところだ。


更に今日はDartmouth大学のHomecoming week初日にもなっており、伝統あるBonfireというイベントがGreenで開かれた。要は巨大なキャンプファイヤーをDartmouth Greenのど真ん中に設置し、火をつけてその周りを1年生が走り回るというものである。100年以上の伝統行事で、1年生(Class of 2011)は何でも火の周りを111周しなければならないらしい。(自分は遅くから足を運んだのだが、汗だくの学生がそこら中にいたのを見て聞いてみたらそういうことだった。)ちなみにTuck1年生も結構いて、汗だくの奴に「111周したの?」と聞いたら「いや、9周。俺らはT09だし、2009周は無理だろ?」との答。笑 

高々と組まれた櫓はThayer Engineering Schoolの学生がデザインし、1年生が1日かけて組み上げるのだそうだ。櫓が見事に内側に崩れ落ちたのは印象的だった。(以下、崩落前・直後・崩落後の写真。最後の1枚は汗だくのクラスメート)











2007年10月17日水曜日

反省会

別に深刻なことは何もないのだが、ちょっと自分反省会。

1)DECSI Team assignment
木曜日に最後のTeamプレゼンがある。グループから進め方に就いて提案が出てこないので、皆に「ちゃんとケース読んでFindingがあればどんどんメールでシェアしよう」と声をかけたのだが、何も出てこなかった。しゃーない、と思ってモデルの修正から始めたのだが、これが結構めんどくさい。(難しくはないのだが情報量が多いので手間がかかる)で、グループのみんなはというと、専ら明日提出のIndividual Assignmentにかかりっきりなようで、12時を回ってもTeamのほうの話が一切出てこず・・・もうちょっと早くみんなで集まるか、作業を開始するようにUrgeすればよかった。結局モデル修正を一人でこなす羽目に。ま、Contributionという意味では大いに結構なのだが、Final前に一人焦っていたのがなんだか馬鹿らしい。ウチのグループは割と独立型で必要なければ集まらないという雰囲気が強いのだが、自由時間が取れる代わりにこういうこともある。来期は改善したいものだ。

2)OB mid term & coming final
OBの mid term examが返ってきた。結果は可もなく不可もなく、無難に乗り切ったというところでほっと一息。しかし、模範解答と自分の回答を改めて見比べてみると、「こりゃ温情で点がついたな」との感は否めない。時間制限のある中、英語でLogicをきちっと組み立て、説得力のある文章を書くのは本当に難しい。

明後日にはFinal examが配られる。教授のせいにしてはいけないが、後半の教授になってから前半以上にTakeawayが分かりにくくなっており、Exam前に何をどう予習したらいいのか極めて不安な状況だ。試験が近づくと、一つ一つの授業で何がポイントかClarifyしてなかったことを後悔する。仕事と何ら変わらんのです。

3)Sleep management
今日はホッケーを休んでしまった。どうにもこうにも疲れがたまり、8時から10時半くらいまで仮眠を取り、その後勉強を再開した次第。まぁ勉強という意味ではいいのだが、すっかり同級生の選挙演説を忘れてすっぽかしてしまった。Class President、Academic rep等の色々な役職に同級生が立候補してその演説が今日あったのだ。かなり楽しみにしていたので、無念。睡魔には勝てないし眠いときは寝たほうが体のためなのだが、Manageしないことにはこの忙しい環境でやっていけない。風邪も引きたくないし、なかなか難しいところだ。

と いうわけで、寝ます。おやすみなさい!

2007年10月16日火曜日

秋というには

寒すぎる。10月も半分過ぎたが、もう相当な寒さである。この間まで9月で、ああ紅葉が始まったなぁ・・と思っていたら、もう冬の予感。勿論紅葉スポットでは素晴らしい景色が楽しめるのだろう、しかしここTuckでは少々季節感が薄く、既に冬の閑散とした雰囲気が漂い始めている。ちなみに最近のTuck Hallと時計台の様子はこんな感じ。

これからますます寒くなる中、今は気軽に行けているホッケーやジムも億劫にならないかが心配である。(因みに今日はホッケー第二回に参加、残念ながら我がMasters of the Universeは負けてしまった。明日は必勝を期して頑張ります。)

2007年10月15日月曜日

IRON CHEF AMERICA

今日は10時から7時までひたすらStell HallにこもってAccounting・DECSIの宿題をこなす。先週に比べれば理解しやすい項目が多いものの、とにかく時間がかかるのが難点だ。その後、同級生宅にて奥さん手作りの餃子をご馳走になる。(本当に美味しかったです・・・m(_ _)m)

寮に戻って何気なくテレビをつけ番組表を見ていると、「IRON CHEF AMERICA」をやっていた。名前の通り、料理の鉄人のアメリカ版で、Food networkという料理専門番組がフジテレビから版権・アイデア権を買って放映している。ナレーションの入れ方から何から鉄人そっくりで、料理の出来がどうであれ、面白い。尚、フジのCSか何かで逆輸入して日本でも放送されてます。

IRON CHEF AMERICA

驚くのが、日本語の登場回数。SashimiとかWasabiは当たり前だけど、KombuとかDashiとか、野菜ならDaikon、しまいにはPankoまで普通に使われている。それだけ日本食・日本料理が浸透しているということなのかな?(勿論一般のアメリカ人は多分ここまで知らないけどね)


尚、誤解なきように、Food networkを見ているのはCaption付で見て英語の勉強をする為でございます。(ニュースとか見たほうがいいんだけど、Captionのタイミングがずれるからイマイチなのです。Food networkは略同時にキャプションが出るので、日常会話の単語を覚えるのにベストなのです。言い訳がましくてスイマセン)

2007年10月12日金曜日

Curricular & Ex-curricular activities

久々にちょっと真面目な内容で。


1. 税効果会計

今週のAccountingの授業は殆ど税効果会計に費やされた。自分も正直よく分からなかったが、現時点の理解はこんな感じ。間違ってたら教えてください。


1) 会社として認識する税金は、GAAPに基づいて適正と考えられる基準に沿って計算されたIncome Before Taxに対して税率をかけて計算される。

2) 一方で、実際に支払われる税金は必ずしも上記の額と同一にならない。理由は(特にアメリカでは)投資を促進する為に税金の計算上は加速度償却を認めたり(これは短期的には節税)、貸し倒れ引当金を積んだ場合でもその時点では損金にはしない(これは短期的には増税)等が挙げられる。これらは短期差異*と呼ばれいずれ消えるのだが、この差を埋めるのが繰延税金という考え。



* 尚、Permanent difference(日本語分からず)というのもあり、これは例えば税金をかける主体者である政府が発行する社債の利息のように、そもそも税金を取られちゃ意味のない科目が対象。この場合将来戻ったりなんだりしないので、繰延資産・負債としては計上しない。

3) 従って、何かの理由で税金額が会計上の計算と異なった場合、

  ① 節税=将来その分払う=繰延税金負債
  ② 増税=将来その分戻る=繰延税金資産


  を計上することになる。

4) ①であれば実際に繰延べた税金を払う時、②であれば戻りが発生する際に夫々反対の仕訳をすることでB/S上から消える。

ってなところ。ついでに昔話題になった銀行の繰延税金問題に関するサイトを色々見てみた。繰延税金資産って引当金のように判断を伴うものから生ずるので、引き当てた額が正しいかどうか、将来戻る可能性があるかどうか、によっては資産として無意味になってしまう。銀行の場合は自己資本比率の分子の定義に繰延税金資産が含まれているのであれだけの問題になったけど、一般企業の場合でも確かに影響はありそうな気がする。


ちなみに授業で扱ったDellのケースでは、日本でも話題になったバッテリー発火の問題で2006年8月にリコールをしてて、実は2006年2月に公表された決算書をよく読むと巨額の「Sale return allowance」が計上されていることが繰延税金資産の項目から読める・・・ということを教授が熱く(かつ楽しそうに)語っていた。会計上問題があるという訳ではなく、Ethicalな問題として「お前らバッテリー燃えるの知ってたんじゃないの?」という証拠になる、という議論。ソニーはどうだったんだか誰か知ってますか?(バッテリーはソニー製)


2. Be your own CEO
Visitorに面白い人が来た。何社も会社を渡り、今はExecutiveの人材派遣?みたいな会社を設立して社長をやっているらしい。題材はタイトルの通り、如何に自分自身という素材を(あたかも会社であるかのように)ManageしValueを上げていくか、というテーマ。月並みな内容とも思えたが、聞いてみたらプレゼンも上手で非常に面白かった。

その中でInterviewでの第一印象に就いて面白いExerciseがあったので紹介します。知らない人にやってみてもいいかも。

Step 1. 以下の単語を20秒見る。

Bed
Night
Dream
Relax
Awake
Nap
Rest
Eat
Slumber
Snooze 

Step 2. 上記を隠し(実際にはプレゼンでスライドが代わる)単語を出来るだけ思い出して書く。

結果はどうでしょうか??

このExerciseのポイントは、人がどう印象付けられるかということ。多くの学生が思い出せたのはBed、Eatの二つだったのだが、理由は明白で、Bedは一番初めの単語だから、Eatは一つだけ別のカテゴリーの単語だから(ほかは皆寝ることに関連)。更に面白いのは、多くの学生が「Sleep」を書いていたこと。実際自分も書いちゃいました。笑 ここからのTake awayは、全体としてのテーマが印象として残る、その時の「言葉」は必ずしも自分が言ったものと同一とは限らない、ということ。この例で彼は「Say important thing first. Try to be different. Create your story to empashize what you really mean.」という結論を華麗に説明しており、非常にImpressiveだった。



3. ピュリツアー賞Journalistとのランチ

今日(11日)、Wall Street Journalで2度ピュリツアー賞を取っているというJournalistがVisitorとして訪れ、スピーチをした。自分は運良くランチのLotteryにも当たったので、スピーチ後参加。さすがに話は上手で、数字を上手く織り交ぜながら今のアメリカの状況、特に大統領選挙の話題に就いて語っていく。

ランチの際、折角なので「今の日本の状況をどう思うか?個人的にはアメリカは政治と経済が密接で、それ故政治への興味もきわめて高いと思う。一方で日本では漸く経済が上向いてきたところだが、企業の自主努力によるところも多く、最近ではPrime Ministerも辞任したりして国民の政治に対する期待感は余り高くないと思っている。」と(こんなにサラサラと聞けてないけど)聞いてみた。彼の返答は、「アメリカで政治が経済を牛耳っているという訳ではないのだが、少なくともアメリカの国民は自分の給料が下がるような政策があればすぐに政治家に訴え、経済の世界から政治の世界へのアクセスが良いということは言えると思う。」というものだった。確かに僕らが不満があっても政治家に直接訴えたりはしないし、それを政治家が反映してくれるかというとそこまでの期待感はないなぁ、とちょっと納得。

逆に「日本の状況は正直よく分からない。一方、経済という面で、日本は中国を脅威だとは思っていないのか?」と質問されてしまった。とりあえず「むしろマーケットと捉えているケースが多いと思う。技術面では日本が優位に立っているとの認識がまだまだあると思うし、その点で言えば中国の技術力が日本を完全に凌駕するようになれば、間違いなく脅威になるはず。今は伸びるマーケットとして、安い労働力を使える場所として、ポジティブな認識を多くの日本人が持っているのでは」と答えてその場をしのぐ。一応「Interesting」と言ってくれたけど、正直稚拙な答えで普段から余りこういうことを考えていない自分にちょっと反省。(学生によっては質問リストを作ってきている奴もいた。えらい!)

もうちょっと書きたいことがあったのだけど、さすがに眠くなってきたので、この辺で失礼しまっす。

2007年10月11日木曜日

ホッケー!

行ってきました、初ホッケー。ほとんど何も出来なかったけど、疲れたー。早くまともに滑れるようになって、楽しめるようになりたいものです。

僕らが参加しているホッケーはTripod(三脚)と言って、初心者でStickにつかまってないと倒れてしまうような人も参加OK、ということを意味している・・・はずなのだが、みんなスイスイ滑ってるし上手い人はStick捌きも見事なもので、これは相当気合を入れないとCatch up出来ないと悟った。来週は3連発で試合があるので、気合で参加する所存。笑

ところで明日はAccountingのHomework dueなのだが、今日ホッケーに参加した奴も、そのあと寮のホールで飲んでいた連中も「やってない」「これからやる」という数の多いこと。(ちなみに今日のホッケーの時間は23:45~1:00です。)終いには「俺はもうAccountingあきらめたからいいんだ」とか言ってる奴もいた。ちょっとほっとするけど、そんなんでいいのか?という気もしないでもない。教授も分かってて課題を遅らせたりしてるが、こんなんでいいんだろうか?

2007年10月10日水曜日

ホッケー

の前にスケート。最後に滑ったのはいつだったかなぁ。いずれにしても20年ぶり以上。昨日同級生に教えてもらったが、今のところリンクに立てる&殆ど歩いてるのと同じくらいのスピードで進めるという程度・・・この状態で、今晩はホッケーだ。どんだけ転ぶか楽しみです。

ちなみに昨日行ったのはSachem近くのリンクで、Public skatingなので子供達がいっぱいいた。皆すいすいと楽しそうに滑って、追いかけっこをして、転んでもすぐ起き上がってまた追いかけっこを続けている。ウチの子にも将来教えてやれるようにならないと!

てな風に自分を追い込んでがんばってみます!

2007年10月8日月曜日

Another Hard week?

Finalまであと2週間。今週を乗り切れば何とかなりそうだが、一度風邪を引いてからなかなか改善せず、思うように時間が使えていない。対策として眠りの質を改善すべく、毛布とベッドマット(モコモコしたウレタン製のもの。Kmartで$10だった)を買う。おかげで昨日はかなり良く眠れた。短時間で効率よく睡眠をとっていくことが大事なので、これは収穫だ。

そう、Time Managementは(人によるだろうが)自分にとっては睡眠Managementと等しいものがある。大概風邪を引くのは昼間に眠くなって気を抜いた時だし。。よく東京でも電車で居眠りして風邪を引いたものだ。

今週は気合を入れてホッケーにも参戦予定。相変わらず会計が難しいのと、OBの教授が代わって更にReadingの量が増えたのが辛いところだが、めげずにみっちり勉強&スカッと運動と行きたいものである。

2007年10月5日金曜日

Hard week!

今週はきつかった。Accounting・DECSIの2科目で内容が少々高度になり、理解を追いつかせる為にかなり時間を要した為である。(週末だらけすぎたのも原因だが)

特にAccountingは先週Mid Termが終わり、今週から個別の会計処理(売上計上基準、商品在庫、Cost Capitalization、税効果等等)に関する講義が始まったので一気に難しくなった。Assignmentが授業の前に出る上にどれも実際の財務諸表を読み取ったりいじくったりせねばならず、グループでも皆苦労しており余りにもスピードが速すぎると文句を言う学生もいるくらいである。FAの授業はあと2週間で終わる。早く終われー。笑

Leading Organizationの授業は前半が終了、今週末にMidterm(Take Home Exam)が出されている。前後半で教授が代わる唯一の授業で、後半は明日から。どんな教授か楽しみである。前半の教授は(勿論経験豊富なのだが)やや授業コントロールに欠けており、議論が拡散してもその流れのまま議論をする傾向にあり、焦点が分からなくなったり時間が足りなくなったりすることが多かった。今日もNegotiationをテーマにした授業である生徒が質問したことを切欠に学生同士の議論が始まったのだが、何の議論をしているのか終いには分からなくなり、ある学生が「無意味だ。この授業のTakeawayが何なのかを考えるべきだ」と提言して漸く方向性が戻った。テーマどうこうというより教授の腕の問題だから仕方ないが、手放しで賞賛を受ける教授がいる中では若干見劣りがしてしまう。教えるほうも大変である。

夕刻、グループで初めてDinnerをした。インド料理に舌鼓を打ちながら、話す内容は専ら授業とホッケー。授業は上記のような状況への愚痴がほとんどだったが、ホッケーでは早くも骨折者が二人出たらしく、一人は左腕骨折で手術になってしまったらしい。自分も仕事をしていた時に何度か指を骨折してきつい思いをしたことがあるのだが、仕事なら仲間がいるので何とかなる部分があっても、今骨折なんかしちゃったら宿題や試験はどうしようもない。ホッケーは慎重に慎重に参加することにしよう・・・

ただ今午前3時10分。いまだにホールから喚声が聞こえてくる。今日はホッケーのドラフトパーティがあったので、きっとそのままなだれ込んで飲み続けてるのだろう。君達、明日も授業があるのだよ。ほどほどにしなさい。(と、今日は参加しなかったことを誇りに思う僕。)

それではおやすみなさい!