2007年12月17日月曜日

Final

現在日曜日夜中。Final ExamもStats(統計学)が終わり、残るは2つ。今日は専ら明日のCapital Marketの勉強に勤しむ。

やっぱりよく出来てるな、と思うのが、試験の為とはいえFinal向けの勉強が知識の定着や理解にとても役立つということ。例えばStatsは正直授業を通じても全くもって「なるほど!」という感覚が掴めなかったのだが、必死に問題を解き、分からないところを同級生に聞いたりしている中で整理がついてきた。すると相関性のあるCMのリーディングも前より数段分かりやすくなって「お、これはちょっと学んだな」という気になるものである。一件関係のないように見える科目でも、恐らくどこかで繋がっているのだろう。若しくは意識的に繋げるのかも。

一日CMの復習をしている中で、今までやってきた商売のことをあちこちで思い出す。たとえばArbitrage(裁定取引、相場より高く・低く値段がついた金融商品があるとすぐさま利益を出すことが可能で、そのTransactionのこと)。それから、Market Efficienty(情報がどれだけ株価に織り込まれているか、と言う考え。完全に効率的なMarketには情報格差はない)。カネかモノかの違いはあっても、資本市場の仕組と物流商売の関係ってやっぱりどこか似てて、僕らがやっている商売、実はArbitrageを取りに行っていることが多い。情報の格差、需給のギャップ等から一瞬生まれる商売チャンス。誰かがそのギャップを埋めた瞬間、商売チャンスはお終い。それをきっちり取れることも勿論大事なことだろう。ただ、それはValueを産んではいないような気もする。誰でもやれることをやっていても長く続くことはない、という意味で、矢張り単体物流(特にMere trading)はそれだけでは重要性を失いつつあるのかもしれない。

数字も出せて意義のある商売。俺は作ったと言い切りたいものだ。

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